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2020年8月9日日曜日

日本初の水力発電所「蹴上発電所」を建設し、京都に日本初の市街電車を走らせた「高木文平」の生家跡を訪ねました

「高木文平」は、京都電気鉄道を設立し初代社長を務め、京都市内に日本初の市街電気鉄道を走らせました。文平の偉業はこれだけでなく、琵琶湖疎水の工事には当初から関係し、田辺朔郎とともにアメリカに渡って水力発電技術を持ち帰り、日本で初めての水力発電所「蹴上発電所」の建設にも尽力して、発電した電力を電気鉄道の動力源とするなど日本の近代化に大きな礎を残しました。その後も宇治川発電所の建設にも尽力して「電気王」と称されました。

高木文平生家前に立つ頌徳碑

2020年8月3日月曜日

【滋賀県高島市の大溝城遺跡】 大溝城は織田信長の甥の信澄が明智光秀の縄張(設計)で築城しました

滋賀県高島市の高島病院の駐車場の離れに「大溝城跡」があります。「大溝城」は現在では天守跡の石垣が残るのみです。織田信長は、琵琶湖西岸の高島郡を支配する拠点として、また京と北陸諸国の交通の要衝としての護りとして、さらに湖上交通の要としてこの地を押さえるため、甥(弟信勝の嫡男)の「織田信澄」に命じて、ここに「大溝城」を築城しました。信長は「大溝城」の縄張(設計)を、近江坂本に「坂本城」を築城して拠点としていた、また知将としても知られた「明智光秀」に命じました。

大溝城跡

2020年7月14日火曜日

【麒麟がくる】「明智左馬之助湖水渡碑」は大津市打出浜のなぎさ通り沿いにひっそりと立っています

名神高速道路を大津ICで降りて琵琶湖に向かって走ると、突き当たったところに「明智左馬之助湖水渡碑」と刻まれた石標が立っています。本能寺の変で「織田信長」を討った「明智光秀」は、直後の「山崎の合戦」で「豊臣秀吉」に敗れ、坂本城への敗走中に命を落としました。この知らせを安土城で聞いた「光秀」の重臣「明智左馬之助(秀満)」は、坂本城を目指し出陣しましたが、大津のこの地に来て「秀吉」の軍勢に行く手を阻まれました。「左馬之助」は大胆にも馬に騎乗したまま琵琶湖の乗り入れ、琵琶湖を渡って坂本城に向かいました。この地は「左馬之助」の湖水渡りの伝説の地です。

明智左馬之助湖水渡碑

2020年7月6日月曜日

「膳所城」は東海道・中山道・北国道の三街道と琵琶湖の湖上交通を制するため、徳川家康の命で築城されました

滋賀県大津市膳所地先の琵琶湖にせり出した埼に「膳所城」は築かれていました。「膳所城」は、徳川家康が関ヶ原の合戦で勝利した直後に、京の背後の守りと、未だ豊臣秀頼が居城する大阪城への備えの城として、藤堂高虎に設計させ、譜代大名に命じて築城工事を施工させました。城主兼膳所藩藩主には、江戸幕府がサラリーマン大名を任命し、当時の交通の重要拠点であった大津を通過する三街道と、琵琶湖の湖上交通の警護にあたらせました。

ファイル:伊勢さんぐうめいしょずえ.pngのZeze城前の船
膳所城と琵琶湖の渡し舟(by Wikimedia Commons)

2020年6月26日金曜日

滋賀県大津市穴太の「高穴穂神社」は神話に描かれた古代の都が営まれていた地に鎮座しています

滋賀県大津市穴太は「古事記」の記述によりますと、第12代「景行天皇」が古代の都「高穴穂宮」を造営し、遷都した地とされており、「高穴穂神社(たかあなほじんじゃ)」は「景行天皇」が皇居としていた地に、鎮座したとされています。更にこの地は、飛鳥時代には渡来人が多く住み付いた地でもあったということで、現在は静かな住宅地のこの地が、かつては激動の表舞台にあったということに、歴史のロマンを感じざるを得ません。

「高穴穂宮址」周囲の「穴太の森」

2020年6月8日月曜日

京都山科の西野山中臣町の「中臣遺跡」「中臣神社」「宮道朝臣列子墓(宮道古墳)」

京都市の東側に位置する山科は、三方を山に囲まれた盆地です。盆地の中央には東側に山科川、西側には旧安祥寺川が流れており、小野のあたりで合流する様は、京都の鴨川と桂川が流れる様と似ており、地形全体も京都盆地のミニチュアかのようです。この山科地区は旧石器時代から縄文・弥生時代、奈良・平安時代、そして現代に至るまで、多くの人々が住んで文化の足跡を残してきました。

中臣神社

2020年4月5日日曜日

京都市岡崎の「平安神宮」「琵琶湖疎水」周辺の桜はみやびに咲き乱れていました

令和2年の春、新型コロナウイルスの影響で観光客が激減している、京都の観光の中心の左京区岡崎の「平安神宮」と「琵琶湖疎水」の周辺を待歩きし、桜の花を楽しんできました。もちろん「マスク」を着用し、自身の防御とともに他人に迷惑を掛けないよう、3密(密閉・密集・密接)に対して防御しつつ街歩きしました。

丸太町通り沿いの御辰稲荷神社の源平桜

2020年3月27日金曜日

滋賀県大津市伊香立の「香の里史料館」は隠れた一級の郷土資料館です

滋賀県大津市伊香立地区に、昔の暮らしの道具を展示した郷土資料館「香の里史料館(かおりのさとしりょうかん)」があります。大正から昭和の田舎の生活を再現した展示物や民具、農業機械など歴史的に貴重な展示物が多く集められており、田舎育ちの私は幼いころにタイムスリップし、懐かしさがこみ上げてきました。

囲炉裏の間

2020年3月25日水曜日

京都市山科区御陵の「天智天皇陵」と「後山階陵」、「後山階陵遺跡(たたら製鉄)」

京都市山科区の「御陵(みささぎ)」には、「天智天皇」の陵墓「天智天皇陵」があります。「御陵」という地名の由来はここからきています。また「御陵」には、仁明天皇の女御「藤原順子」の陵墓「後山階陵」があり、更に6~7世紀のものと云われる「たたら製鉄」の遺跡「後山階陵遺跡」もあります。

天智天皇陵

2020年3月24日火曜日

ハワイ旅行〔オアフ島からハワイ島6泊8日の旅〕#4 オアフ島からハワイ島へ

前回の投稿「ハワイ旅行〔オアフ島からハワイ島6泊8日の旅〕#3 ワイキキ湾内クルーズと街歩き」では、ワイキキ湾内のクルージングの様子とワイキキビーチ南の街歩きの様子を投稿しました。今回の投稿では、ホノルルを離れオアフ島からハワイ島へ向かう様子を投稿します。・・・またも「ハプニング」が発生しました。



2020年3月10日火曜日

ハワイ旅行〔オアフ島からハワイ島6泊8日の旅〕#3 ワイキキ湾内クルーズと街歩き

前回の投稿「ハワイ旅行〔オアフ島からハワイ島6泊8日の旅〕#2 関空からホノルル市内ホテルへ」では、関空での様子とホノルル空港到着、ホノルル市内「アラヒラニ・リゾート・ワイキキホテル」にチェックインとホテルの紹介まで投稿しました。
今回の投稿では、ワイキキ沖合クルーズと、ワイキキビーチ周辺の街歩きの様子を投稿します。

クルーズ船からダイヤモンドヘッド

2020年2月25日火曜日

京都御苑(御所)の梅林は5分咲き・・蝋梅も咲いています(2月19日)

京都御所の南西の烏丸通り「出水口」から入ってすぐ、左側一帯に「梅林」があります。2月中旬に行ってきましたが、3分咲きでした。3月上旬には見ごろを迎えるそうですので、京都御所見学の際には是非訪れてみてください。


2020年1月21日火曜日

ハワイ旅行〔マウイ島からハワイ島6泊8日の旅〕#2 関空からホノルル市内ホテルへ

前回の投稿「ハワイ旅行〔マウイ島からハワイ島6泊8日の旅〕#1 旅行日程と事前の準備(必須あり)」では、今回の旅行の日程と事前に準備した内容について紹介しました。
事前準備にはESTA申請など必須事項もありますので、これから行かれる方はご注意ください。さて、今回の投稿からマウイ島からハワイ島の旅の実際の旅行記を紹介させていただきます。

マウイ島上空

2020年1月13日月曜日

ハワイ旅行〔マウイ島からハワイ島6泊8日の旅〕#1 旅行日程と事前の準備(必須あり)

令和元年11月1日から8日までの間、ホノルルでの用事と絡めて、家内と2人で6泊8日のハワイ旅行に行ってきました。日程はマウイ島のホノルルで3泊、ハワイ島のコナで3泊でした。ハワイは約20年前に家内と小学生の息子2人の4人で旅行して以来で、このときはマウイ島だけの旅行でしたので、今回は少し足を延ばしてハワイ島にも行くことにしました。

ホノルルのアロヒラニホテルの部屋からワイキキ市街

2019年12月5日木曜日

「国宝姫路城」へ行ったなら是非お隣りの「好古園」へも行って下さい 癒されますよ

「好古園」は、姫路城の西側に造られた池泉回遊式日本庭園「御屋敷の庭」を中心に、趣の異なる全部で九つの庭園があります。「御屋敷の庭」では園内には沢が流れ池に注ぎ、遠くには姫山を借景として滝から水が落ちています。「茶の庭」ではきれいに整備された庭を眺めながらお茶室で抹茶が気軽にいただけます。その他「流れの庭」「竹の庭」などそれぞれに趣のある庭を楽しめます。


2019年12月3日火曜日

世界遺産「国宝姫路城」は見どころたっぷりな白亜の要塞です その2

前回の投稿「世界遺産「国宝姫路城」は見どころたっぷりな白亜の要塞です その1」では、「国宝姫路城」の観覧順路に沿って各門から大天守閣の内部の見どころをご紹介しました。今回は「播州皿屋敷お菊の井戸」にまつわる話や、「西の丸」「百間廊下」「千姫」のお話などをご紹介させていただきます。

西の丸庭園から大天守と西・乾小天守

2019年11月29日金曜日

世界遺産「国宝姫路城」は見どころたっぷりな白亜の要塞です その1

兵庫県姫路市の「国宝姫路城」は、別名「白鷺城」とも呼ばれ、白漆喰塗の豪壮で華麗な姿は遠くから見てもほれぼれします。「姫路城」は創意工夫の「大天守閣」はもちろん「千姫」が過ごした「西の丸」「播州皿屋敷のお菊の井戸」など見どころがたっぷりです。

大天守

2019年11月12日火曜日

京都の四条大橋から先斗町を通って三条大橋まで歩いてきました

10月の平日のある日、京都の街歩きをしました。「四条大橋」から「先斗町」を通って「三条大橋」までのんびりと歩きました。すれ違う人の多くが外国人観光客です。アジア系や欧米系など様々な国の人達が歩いています。

四条大橋から南座

2019年10月31日木曜日

京都河原町の「カトリック河原町教会」のステンドグラスはモダンアートです

「カトリック河原町教会」は、京都市の河原町通三条下ルの東側に面して建っています。日本では歴史あるカトリック教会で、大聖堂を飾るステンドグラスはモダンな感じのアートです。


2019年10月1日火曜日

京都の「矢取地蔵尊」は東寺の空海(弘法大師)の命を救いました

「矢取地蔵尊」は、京都市南区唐橋羅城門町の「羅城門跡」の南にあって、「平安京」の逸話を今に伝えるとともに、お参りする人に「無病息災」「交通安全」など様々なご利益
を授けています。