2020年5月16日土曜日

「街で見かけた名言・格言」その5 新型コロナウィルスなんかに負けるもんか

世界中が新型コロナウィルスの脅威にさらされている昨今で、日本でも「緊急事態宣言」や一部業界への「休業要請」が出されるなか、経済は疲弊し「今月は何とかなるけれど、来月も同じ状況やったら無理かな」と心痛めておられる方が多いことと思います。「街で見かけた名言・格言」で少しは心を和ませていただければと思います。

明智光秀ゆかりの大津坂本「西教寺」境内のお地蔵さん

真宗大谷派 宮林山 順応寺  (滋賀県近江八幡市大工町)

今を
 生きずに

いつを
  生きる

ここを
 生きずに

どこを
  生きる




目の前には厳しい現実がありますが、歯を食いしばって生きていきましょう。



浄土宗 遍照山 光明寺 (滋賀県大津市伊香立)

からっぽの
 うつわのなかに

いのちを
   注ぐこと

それが
 生きると
  いうことです

  ー日野原重明ー

日野原重明は、医師であり医学博士(京都帝国大学)で、聖路加国際病院の名誉院長を務めました。平成29年(2017年)、105歳で亡くなりました。生き方や人生についての著書を多数残しており、心に沁みる名言も多く残しています。




あの世に旅だつときに、うつわは満たされているでしょうか。



天台宗 金勝山 金勝寺 (滋賀県栗東市荒張)

ひとつ目

 深く考えれば

失敗した
 
 人生など

ないことが

 分かってくる


ふたつ目

欲少なく

足るを知る




そんなもんですかね。後悔ばかりが先に立ちます。



曹洞宗永平寺派 神遊山 金地院 岩屋寺  (京都市山科区)

探春

「春を探る」

春をけしきを
尋ねることをいう




来年こそ春を尋ねたいものです。



真宗大谷派 宮林山 順応寺  (滋賀県近江八幡市大工町)

ひとつ目

こちらから
 あたまをさげる

こちらから
 あいさつをする

こちらから
 手を合わせる

こちらから
 詫びる

こちらから
 声をかける

すべてこちらからすれば
 争いもなく
  なごやかにいく

こちらからおーいと呼べば
 あちらからおーいとこたえ

あかん坊が泣けば
 お母さんがとんでくる

すべて自然も人間も
 そうできているのだ

仏さまへも
 こちらから近づいてゆこう


ふたつ目

人の一生は

重荷を負うて

遠き道を行くがごとし

不自由をつねと思えば不足なし

いかりは敵と思え




どんな状況でも、謙虚に誠実に生きていきたいものです。



浄土宗西山禅林寺派 弘誓山 當麻寺 (京都市山科区御陵)

ほどほどに




なにごともほどほどに


新型コロナウィルスとの戦は、まだまだ続きそうです。
負けるもんか。

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