楼門 |
名 称
御上神社(みかみじんじゃ)
御祭神
天之御影命(あめのみかげのみこと)
※天照大御神(あまてらすおおみかみ)の孫で、天津彦根命(あまつひこねのみこと)の子。製鉄・鍛冶の神の天目一箇神(あめのまひとつのかみ)と同一神で、日本第二の忌火(いみび)の神とされています。
創 基※天照大御神(あまてらすおおみかみ)の孫で、天津彦根命(あまつひこねのみこと)の子。製鉄・鍛冶の神の天目一箇神(あめのまひとつのかみ)と同一神で、日本第二の忌火(いみび)の神とされています。
孝霊天皇6年(紀元前285年) 第7代孝霊天皇の御代(古事記の時代)
奥 宮
富士山に似た山体から「近江富士」の別名のある「三上山(標高432m)」山頂に奥宮が鎮座し、奥宮前には磐座(いわくら)が残っています。
御祭神:天之御影命(あめのみかげのみこと)
境内摂社
若宮神社(わかみやじんじゃ)
御祭神:伊弉諾命(いざなぎのみと)・菅原道真命(すがわらみちざねのみこと)
配 神:天之御桙神(あめのひぼこのかみ)・野槌大神(のづちのおおかみ)
境内末社
三宮神社(さんのみやじんじゃ)
御祭神:瓊瓊杵命(ににぎのみこと)
大神宮社(だいじんぐうしゃ)
御祭神:天照大御神(あまてらすおおみかみ)
御鍵取神社(おかぎとりじんじゃ)
御祭神:天津彦根神(あまつひこねのかみ)・猿田彦神(さるたひこのかみ)
愛宕神社(あたごじんじゃ)
御祭神:火産霊神(ほふすびのかみ)
竈殿神社(へついどの神社)
御祭神:火産霊神(ほふすびのかみ)
御神紋
釘抜紋
春季例大祭
5月第三日曜日
秋季古例祭(ずいき祭)
10月体育の日
所在地
滋賀県野洲市三上838
ご利益
火災除け、金工・鍛冶繁栄、産業繁栄、開運悪魔除け奥 宮
富士山に似た山体から「近江富士」の別名のある「三上山(標高432m)」山頂に奥宮が鎮座し、奥宮前には磐座(いわくら)が残っています。
御祭神:天之御影命(あめのみかげのみこと)
御上神社前の国道から見た三上山(中央) |
若宮神社(わかみやじんじゃ)
御祭神:伊弉諾命(いざなぎのみと)・菅原道真命(すがわらみちざねのみこと)
配 神:天之御桙神(あめのひぼこのかみ)・野槌大神(のづちのおおかみ)
境内末社
三宮神社(さんのみやじんじゃ)
御祭神:瓊瓊杵命(ににぎのみこと)
大神宮社(だいじんぐうしゃ)
御祭神:天照大御神(あまてらすおおみかみ)
御鍵取神社(おかぎとりじんじゃ)
御祭神:天津彦根神(あまつひこねのかみ)・猿田彦神(さるたひこのかみ)
愛宕神社(あたごじんじゃ)
御祭神:火産霊神(ほふすびのかみ)
竈殿神社(へついどの神社)
御祭神:火産霊神(ほふすびのかみ)
御神紋
釘抜紋
春季例大祭
5月第三日曜日
秋季古例祭(ずいき祭)
10月体育の日
所在地
滋賀県野洲市三上838
ご利益
「御上神社」は、古来より「御上神社」または「三上大明神」と称し、秀麗な姿の「三上山」を古より神体山として崇めています。
「三上山」は決して高い山ではありませんが(標高432m)、青々とした美林は神の山にふさわしく、遠くから見ると円錐形の富士山に似た孤峰に見えますが、男山・女山の2つの峯から成り、山頂には巨石の磐座があり、奥宮の祠が祀られています。その秀麗な姿から「近江富士」と称され、「俵藤太」の百足退治の伝説から「百足山」とも呼ばれています。
社記によりますと、「第7代孝霊天皇の御代(古事記の時代)」の孝霊天皇6年(紀元前285年)6月18日、「三上山」山頂に御祭神の「天之御影神」が降臨し、その後約一千年の間、御上祝(みかみのはふり・神主)等が三上山を神体山として祀ったのを始まりと伝えられています。三上山ふもと付近の発掘調査で銅鐸24個が発見されており、また5~6世紀の古墳群があり、三上山付近では古来より祭祀が行われていたと考えられています。
三上山参道入り口 |
三上山登山道入り口の妙見宮(左の建物) |
本殿 |
古代から中世にかけては、三上山山頂に「東光寺」があったとされています。数多くの伽藍・堂舎の姿が「三上古跡図」に描かれています。
その後も、武家執政の世にあっても、「源頼朝」をはじめ「徳川幕府」に至るまで崇敬深く神領を寄進しました。
御神徳
御祭神の「天之御影神」は、霊験あらたかで、「忌火神」、「金工鍛冶神」、「産業神」、「開運悪魔除けの神」として信仰され、この地方は「神体山三上山」を中心に「忌火郷」、「悠紀郷」、「百足退治」の神話で有名です。
本 殿
桁行3間、梁間3間、一重、入母屋造、向拝1間、檜皮葺の本殿は、建立年代は明らかではありませんが、様式手法などから見て鎌倉後期の建立とされています。「入母屋造」、「漆喰壁」、「連子窓」など仏堂的要素が融合した神社建築で、簡素であるが優れた形をしていると評価されています。昭和27年「国宝」に指定されています。
本 殿 |
本殿の向拝 |
本 殿 |
拝 殿
桁行3間、梁間3間、一重、入母屋造、向拝1間、檜皮葺で、本殿と似た構造です。かつての本殿を移築・改造したものと伝えられています。鎌倉時代後期の建立と伝えられています。明治32年、国の重要文化財に指定されています。
拝 殿 |
拝 殿 |
楼 門
三間一戸楼門、入母屋造、檜皮葺で、楼門は2階建で、腰組で廻縁を支え屋根は一重であって、屋根が上下二重となっている二重門とは区別されています。平安時代は神仏習合の思想が発展し、神社にも楼門が建てられるようになつたと考えられていますが、現在では、鎌倉時代以降のものしか存在しません。室町時代の造営と伝えられています。明治32年、国の重要文化財に指定されています。
楼 門 |
楼 門 |
楼門の随身像 |
楼門の随身像 |
楼門前の狛犬に毬が奉納されています |
摂社若宮神社本殿
一間社流造、檜皮葺で、建立年代は明らかではありませんが、鎌倉後期のものと考えられています。昭和6年、国の重要文化財に指定されています。
若宮神社 |
摂社三宮神社
一間社流造、檜皮葺で、室町時代の建立です。「十禅神社」とも称されました。昭和35年、滋賀県の有形指定文化財に指定されています。
三宮神社 |
竈殿神社
竃殿神社 |
御鍵取神社
御鍵取神社 |
愛宕神社
愛宕神社 |
神輿庫
神輿庫 |
神輿庫の神輿 |
手水舎
手水舎 |
御神木の「すだじい(ブナ科)」
御神木 |
社務所
社務所 |
「三上山」は、琵琶湖の対岸からでも秀麗な姿を見せてくれます。
琵琶湖対岸の真野付近から見た三上山 |
JR琵琶湖線野洲駅下車 駅南口から滋賀交通バス「北山台行」乗車 約10分「御上神社前」バス停下車徒歩3分
名神高速道路 栗東ICまたは竜王IC出口から国道8号線経由約15分 駐車場80台
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