寺 号 護法山(ごほうざん)双林院(そうりんいん)
別称 山科聖天(やましなしょうてん)
宗 旨 天台宗
御本尊 大聖歓喜天(だいしょうかんきてん・秘仏)
創 建 寛文5年(1665年)
開 基 僧「公海」によって、毘沙門堂の復興に伴って建立
別称 山科聖天(やましなしょうてん)
宗 旨 天台宗
御本尊 大聖歓喜天(だいしょうかんきてん・秘仏)
創 建 寛文5年(1665年)
開 基 僧「公海」によって、毘沙門堂の復興に伴って建立
所在地 京都市山科区安朱稲荷山町18-1
紅葉の穴場「山科聖天双林院」は、寛文5年(1665年)「後陽成天皇(ごようぜいてんのう)」の勅により、天台宗の僧「公海(こうかい)」により再建された「毘沙門堂門跡」の北側に塔頭の一院として建立されました。
山門 |
阿弥陀堂 |
聖天堂
その後、明治元年(1868年)に天台座主であった毘沙門堂門跡の「公遵法親王(こうじゅんほうしんのう)」ご念持仏の「大聖歓喜天」を祀る「聖天堂(しょうてんどう)」を建立しました。これにより、ご本尊を「阿弥陀如来」から「大聖歓喜天(聖天様)」に変更しました。
聖天堂 |
聖天堂 |
聖天様 参考画像(Wikipedia) |
聖天堂の内陣中央部の赤い円壇の上には「聖天厨子」というお社があって、真ん中に並ぶ厨子の中にはご本尊が安置され、脇の厨子の中には修法として「浴油」という油かけて御祈祷する金銅の尊像が納められています。後壇の中心には、ご本体である十一面観世音菩薩を祀り、両ガラスの中には、創建当時から今日までにわたって奉納された聖天像(客天)が七十数体安置されています。その中には「武田信玄」が出陣の際、兜に入れていたという聖天像も安置されています。
ご本尊の「大聖歓喜天(聖天様)」の大変強力な法力のみならず、七十数体の「客天」の強力な法力もあり、現世のご利益は大変期待できます。
現世のご利益は多々ありますが、特に「夫婦和合」「子授け」「財富(お金持ち)」に関して霊験あらたかとの評判が立っています。
「大聖歓喜天(聖天様)」のシンボルとしている「大根」と「巾着」は聖天様のお印で、大根は「夫婦和合・縁結び」、巾着は「商売繁盛」のご利益をあらわしています。
シンボル「大根」 |
シンボル「巾着」 |
不動堂
山門の正面には「不動堂」が建っています。堂内中央には明治16年(1883年)に比叡山無動寺谷より勧請された「不動明王(桃山時代作)」、向かって右手に「準提観世音像」、左手には「弁財天女」が祀られています。「不動堂」は堂内で大護摩の炊ける構造となっており、屋根の最上部が煙突になっています。
山門の正面中央が「不動堂」 |
不動堂 |
本尊の「不動明王」は、比叡山無動寺谷より迎えられた多数の仏像を巧みに組み合わされた大変珍しい像で、東部は「愛染明王」と「馬頭観音」、更に頭の頂点に楊枝の形状の部材が約100本入っています。これは、織田信長による比叡山焼き討ちによって損傷した仏像を不動明王として蘇られたものであると云われています。
中央「不動明王」右手「準提観世音像」左手「弁財天女」 |
阿弥陀堂
「阿弥陀堂」には、湖東三山の「西明寺」より勧請された「阿弥陀如来像」が祀られています。
阿弥陀堂 |
不動堂の右奥に「不動の滝(お瀧不動さん)」が流れ落ちています。
不動の滝 |
稲荷大明神
稲荷大明神 |
正一位八ツ房龍神
正一位太郎須大明神
地蔵菩薩
紅葉の名所「毘沙門堂門跡」のさらに北の奥に、紅葉の穴場があります。現世のご利益をいただける「聖天様」に一心に祈り、願いをかなえていただきにお参りください。
アクセス
JR琵琶湖線 山科駅下車 徒歩にて20分
中央が八ツ房龍神 |
太郎須大明神 |
地蔵菩薩
地蔵菩薩 |
紅葉の名所「毘沙門堂門跡」のさらに北の奥に、紅葉の穴場があります。現世のご利益をいただける「聖天様」に一心に祈り、願いをかなえていただきにお参りください。
アクセス
JR琵琶湖線 山科駅下車 徒歩にて20分
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