2018年は西国三十三所が草創1300年ということなので、改めて三十三所全てを巡っていきたいと思います。
本当は第一番から順にお参りしたいところですが、お参りできるところから順次お参りして観音菩薩様のもとで慈悲の心に浸りたいと思います。
「行願寺革堂(ぎょうがんじこうどう)」由緒
寺 号
霊麀山(れいゆうさん)行願寺 通称:革堂
宗 旨
天台宗
御本尊
千手観音菩薩
創建年
寛弘元年(1004年)
開 基
行円(平安中期の僧)
札所等
西国三十三所第19番
洛陽三十三所観音霊場第4番
神仏巡拝霊場の道第114番
都七福神(寿老人)
お寺の由来書きによりますと、「革堂 行願寺」は天台宗の寺院で西国三十三所観音霊場の第十九番札所とあります。
寛弘元年(1004年)
開 基
行円(平安中期の僧)
札所等
西国三十三所第19番
洛陽三十三所観音霊場第4番
神仏巡拝霊場の道第114番
都七福神(寿老人)
本堂 |
寛弘元年(1004年)に行円上人によって一条小川に創建されました。子をはらんだ母鹿を射止めてしまったことを悔いた上人が常に鹿の革をまとって鹿を憐れみ、人々から革聖(かわひじり)と呼ばれていたことから、この寺も革堂と呼ばれることになったといわれています。
以後人々から厚い信仰を受け、町堂として大いに栄えましたが、度々の災火により寺地を転々とし、宝永五年(1708年)の大火のあと、この地に移されました。
堂内には行円上人の作とされる本尊千手観音像を安置しています。また宝物館には若い女性の幽霊が描かれている幽霊絵馬が展示されています。
なお、堂内は写真撮影が禁止されているため、今回これらの写真は撮影していません。
お寺の方に聞きますと、革堂の読み方は初めの「かわどう」が、かわどう→かわどう→こうどうとなったのではないかとのことでした。
左手前は延命地蔵菩薩、右奥は手水舎
鐘楼 |
境内には都七福神巡りのひとつになっている寿老人神堂があります。写真は七福神石像ですがこれは最近のものです。寿老人神堂は写真奥の建物です。
「革堂 行願寺」の御朱印 |
「革堂 行願寺」は市バスにて河原町丸太町の交差点から西へ二筋歩いて後南へ、バス停から徒歩3分の寺町通り東側に面しています。
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