・・・京都の梅宮大社の分祀が大津にありました。感動です。
「梅宮神社」は子授け・安産・酒造り・縁結びの神様として崇められています。
梅宮神社(うめのみやじんじゃ)御由緒
御祭神
大山祇神(おおやまつみのかみ)
酒解神(さかとけのかみ)酒造祖神、山神の総統
相祭神:此花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)
酒解子神(さかとけこのかみ)子授け・安産の守護神
相祭神:瓊瓊杵尊(ににきせのみこと)
大若子神(おおわくこのかみ)天孫、三種の神器を携えて降臨
相祭神:彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)
小若子神(こわくこのかみ)初代神武天皇の祖父神
御神紋
橘
創 建
正応5年(1292年)
摂 社
天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)
祭礼日
3月3日(節句祭)
ご利益
子授け・安産・酒造り・縁結び
所在地
滋賀県大津市衣川1-25-29
鎌倉時代の正応5年(1292年)京都市右京区にある「梅宮大社(うめのみや大社)」の四柱の神様を分霊して勧請し、当時衣川村一帯の官僚であった「猪飼道盛」によって創建されました。
子授け・安産をはじめとして、酒造り・縁結びの神として崇められてきました。
時は下って室町時代 近江の守護「佐々木高頼」夫人が子の出来ないことを憂いて、「梅宮神社」に祈願したところ、御神徳によりたちまちのうちに懐妊し安産となりました。
「梅宮神社」への祈願が叶ったことから、明応8年(1499年)に社殿の再建がなされ、以来「志賀梅宮大神(しがうめのみやおおかみ)」と称されて、子授け・安産を願う多くの人々の詣でるところとなりました。
参道入口の標石には「梅宮神社 安産守護神」と刻まれています。
標石 |
拝殿はこじんまりとした造作で、柵の中に本殿と摂社が安置されています。
拝殿 |
右側が本殿、左側が摂社 中央の石は梅子石 |
手水所 |
社務所 |
拝殿奥の本殿と摂社の間にある一対の石は「梅子石」と呼ばれ、男石と女石の夫婦石で、京都の「梅宮大社」にある「またげ石」の姉妹石です。この一対の石を夫婦で抱くと子宝に恵まれると言われる所以から、「産め子石」や「生め子石」とも表されています。
「梅宮神社」では年に2回、春と秋に子授け・安産祈願をされていますので、このとき御祈祷のうえご夫婦で「梅子石」を抱くことができます。この御祈祷を希望するひとは、「梅宮神社」HPにある「祈願申込書」に必要事項記入のうえ郵送もしくは、神社のポストにいれてくださいとのことです。
令和元年の次の祈願は10月ころとのことです。
梅子石(右が男石左が女石) |
ということで、普段のお詣りで子授け・安産をお願いするときは、拝殿の階段横に置いてある「撫で石」を撫でてお詣りください。
「撫で石」の由緒が掲示されています。
子授け・安産・縁結び(子孫繁栄・良縁成就)
旧くからこの地域を見守ってきたこの石は、神殿の子宝石「梅子石」とつながっており、撫でると願いが叶うと謂われています。
子授け・安産・縁結びなどの御利益にあずかり、この石の年輪のように、幸せが積み重なることを願いながら、石を撫でてお詣りください。
なるほど、撫で石には年輪があります。ご利益にあずかれそうです。
撫で石 |
楠の樹
境内には「梅宮神社」の御神紋の「楠」の樹が植えられています。この「楠」は、京都の「梅宮大社」から移植したものとのことです。
楠の樹 |
アクセス
JR湖西線 堅田駅下車 江若バス乗車 衣川バス停より徒歩5分
駐車場はありません
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