「出雲大神宮」は京都府亀岡市千歳町にあります。
千年宮鳥居
表参道 紅葉(散り初め)
一之鳥居
出雲大神宮由緒書 抜粋
御祭神
大国主命と、その后神三穂津姫命 の御二柱を併せて主祭神と称え祀る
大国主命と、その后神三穂津姫命 の御二柱を併せて主祭神と称え祀る
他に天津彦根命と天亥鳥命を祀る
殊に三穂津姫命は天祖高皇産霊神の娘神で、大国主の命の国譲りの際に、天祖の命により后神となられました。
天地結びの神、即ち縁結びの由緒はここに発するもので、俗称「元出雲」の所以であります。
日本建国は国譲りの神事に拠るところですが、丹波国は最も出雲大和両勢力の接点にあり、ここに国譲りの所由に拠り祀られたのが当宮です。
古来大平和の御神意により、国と国人総ての結びの大神を祀るとして上下の尊崇極めて篤く、崇神天皇再興の後、社伝によれば元明天皇和銅2年(709年)に初めて社殿を造営しました。
現社殿は鎌倉末期の建立にして(旧国宝、現重要文化財)、それ以前は御神体山の御陰山を奉祭し、御陰山は古来より今尚禁足地であります。
また、御陰山は元々国常立尊のお鎮まりになられる聖地と伝えられています。
例大祭 10月21日
私大祭 4月18日
敷地内には、5世紀~6世紀後半の横穴式古墳があります。
・・・ご利益は、縁結び、長寿、金運等が知られていますが、何といっても「縁結び」
です。
大国主命は国譲りの神、そして天祖高皇産霊神(たかみむすびのみこと 高天原に現れた造化三神の一神で天照大神とともに高天原を主宰する)の娘神である三穂津姫命を后として結ばれたということで、縁結びには絶大なご利益があります。
(平日でも多くの妙齢の女性が参拝されており、縁結びへの期待がうかがえます。)
由緒書 |
手水舎
島根の出雲大社は「二拝四拍手一拝」でお参りしますが、当出雲大神宮では「二拝二拍手一拝」でお参りします。
拝殿
本殿
本殿
七福神の一神 大国恵比寿舎
夫婦岩
真名井のいずみ
古来より絶えず流れ続ける真名井のいずみは大神様のお恵みとして、御神水として奉られてきました。ミネラルがバランスよく含まれる極めて健康に良い理想の水として立証されているそうです。ただし煮沸してお飲み下さいとの注意書きがあります。
吉田兼好の徒然草に「丹波に出雲という所あり 大社を移してめでたく造れり・・・」の記述があります。
紅葉がきれいです。
5~6世紀末の横穴式古墳
磐座(岩を御神体として信仰)
春日社
稲荷社 (ちょっとピンボケ)
御蔭の滝
上の社
御神体である御蔭山と磐座の神域への入口
これより先へは、社務所で受け付けをすませ、貸与されるたすきをかけて入る必要があります。ご禁足地となります。
笑殿社(医薬、健康の神)
御神体の御蔭山
神池にある弁財天社
西側入口の鳥居
西側鳥居のそばに蕎麦店「出雲庵」があります。
御朱印 |
表参道脇の飴売りの露店(おいしそうな飴です)
飴売りの露店の奥さんが散った紅葉を集めてハートを作っておられました。かわいいですね。
紅葉のハート
出雲大神宮の近くには、史跡の前方後円墳「千歳車塚古墳」がありました。
全長80m、後円部の直径41m、高さ7.5m、前方部の幅45.5m、高さ6mの整った形をしています。
口丹波地方では最大の古墳ということで、5世紀の古墳時代中期に築造されたものと推定されています。
出雲大神宮と車塚古墳、神々の世と国の始まり、ロマンを感じますね。
アクセス
JR嵯峨野線にて京都駅から乗車して「亀岡駅」下車
JR亀岡駅前北口広場6番乗り場から京阪京都交通バスで「出雲神社前」で下車すぐ
0 件のコメント:
コメントを投稿