2019年5月18日土曜日

【裁判傍聴記】裁判傍聴記始めました


サラリーマン生活をリタイアしてから裁判の傍聴を始めました。

今までもやりたかったのですが、裁判所は平日しか開廷していないため実現していませんでした。
再就職活動やらなんやらのあいだに、平日に時間もできたので裁判の傍聴を始めました。

わたしのフィールドは大津地裁と京都地裁で、刑事裁判も民事裁判も興味を引いたものを傍聴しています。

大津地方裁判所

京都地方裁判所

民事裁判は個人間の争いごとがメインですので、ブログには投稿しません。

刑事裁判では、テレビのドラマとは異なり、現実の事件が目の前の法廷で再現されます。
殺人事件でも窃盗事件でもわいせつ事件でも、実際の被告人が目の前で証言し、検察官と弁護人が双方の主張を展開します。時には検察側が提出した証拠を弁護人が不同意として法廷での証拠調べを拒否する場合もあり、また被告人が起訴内容を否認する場合もあります。被告人の量刑を軽減するために弁護側が出廷を要請した情状証人(親や親族が多い)が証言席で涙する場面もあります。

「99.9」というテレビドラマでは日本の刑事裁判の有罪率は99.9%という表現をしていましたが、現実の法廷ではこの99.9%の有罪率の彼方に、いろいろな人間ドラマが展開しています。当事者の方からすれば不謹慎な言い方ですが、現実世界は本当に迫力があるということが実感できます。

裁判所は常に一部の裁判を除いて、開かれた裁判所を目指しているようですので、興味のある方はぜひ裁判傍聴のルールを守ったうえで、傍聴されることをおすすめします。

これから、今までに傍聴したものを含めて順次投稿していきますので、よろしくお願いします。
なお、裁判は判決が確定していないものや事件の特定が好ましくないものもありますので、日付他個別の明示を差し控えますのであしからずお願いします。



裁判傍聴のルールや法廷手続きはこれから適宜紹介していきます。

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