琵琶湖が日本最大の湖ということは誰でも知っていますが、琵琶湖の観光クルーズが多彩なメニューで、大人がしっとりと楽しめるということはあまり知られていないようです。
琵琶湖の観光クルーズは、琵琶湖汽船が運営しています。
通年運航の「大型観光船外輪船ミシガンクルーズ」は、琵琶湖の南湖(琵琶湖大橋まで)を比叡山の山なみや湖岸の景色に浸りながら周遊します。
80分コースのMICHIGAN80
60分コースのMICHIGAN80
ディナー付ナイトクルーズ120分のMICHIGAN NIGHT
ただし、冬季(12/3~3/8)はMICHIGAN80のみです。
高速船による、「ぐるっとびわ湖島めぐり」などの周遊コースは、季節限定ですが湖北の竹生島をめぐるクルーズなど多彩に取りそろえられています。
季節のイベントクルーズでは、「地酒ボート」や「雪見船クルーズ」など、季節限定のクルーズがラインナップしています。
その他に団体専用プランもあり、会社での貸切パーティなど多彩に対応してもらえます。私も会社のパーティーで利用しましたが、食事もついて、持ち込みイベントもできて、快適に楽しめました。
大型観光船のミシガンは定員787名、ビアンカは定員458名です。
高速船のmegumiは定員200名です。
詳細は琵琶湖汽船ホームページをご覧ください。
ミシガン |
ビアンカと奥は滋賀県の学習船うみのこ |
高速艇megumi |
乗船改札口 |
滋賀県内の小学生は、5年生になると必ず「うみのこ」で勉強しながら琵琶湖クルーズ。
滋賀県では、県内の小学5年生を対象に、母なる湖・琵琶湖を舞台にして、学習船「うみのこ」を使った1泊2日の宿泊体験型の教育「フローティングスクール」で、環境を主体的に取り組む力をはぐくんでいます。
学習船「うみのこ」 どうです 立派でしょう |
大津港からのパノラマ
びわこプリンスホテル方面 |
比叡山方面 |
浜大津・大津駅方面 |
大津港と大津城
あまり知られていませんが、大津港の地に「大津城」というお城が建っていました。
豊臣秀吉は、坂本城を廃して大津城を築きました。
これは秀吉の近江支配が安定し、京都や大阪が拠点となり、物資の中継港として大津の役割が益々重要になってきたからです。
築城年代は明らかではなく、京都の吉田神社の神官の日記によると、遅くとも天正14年(1586年)には城の機能が移されていたと考えられます。
初代藩主は坂本城主であった浅野長吉が就き、その後の変遷を経て、文禄4年(1595年)には京極高次が就任しています。
高次の妻は浅井三姉妹の次女「お初」で、慶長5年(1600年)の天下分け目の関ヶ原の戦いのときに、東軍についたため西軍が押し寄せ、関ヶ原の合戦の当日開城しました。
高次はその後、西軍の大軍を引き付け、関ヶ原の勝敗を左右したとして、小浜藩主に栄転しています。
大津城は関ヶ原の合戦の翌日に解体、新たに膳所城が築かれています。なお、大津城の天守は彦根城に移されました。
城が膳所に移された大津は、その後東海道と北国道の分岐点として、商業都市としての性格を強め、東海道五十三次の宿場町の中では、屈指の人口を誇る町として繁栄しました。
引用:大津市観光振興課紹介標識
国宝彦根城天守(元大津城) |
大津城跡の標識 |
大津城の城域図
大津港の玄関口 京阪電車 びわ湖浜大津駅
JR琵琶湖線大津駅下車 徒歩20分
京阪電車京津線びわ湖浜大津駅下車 徒歩3分
0 件のコメント:
コメントを投稿